ETech 06 でNingが講演。その全てがスクリーンキャストで公開される
Ning at Emerging Technology '06
ETech 06 で、Ningが発表を行ったらしい。その講演の様子がスクリーンキャストになって、公開されている。 ( http://etech06.ning.com/ )
この講演はとてもよくまとまっている。Ningの魅力が良く理解できた。
ひとくちで要点をまとめると、
- Ningで使われているデータベース、Content Storeのデータは、Ning上の各アプリ間で共有できる (参考: PICSY blog Ningは次のgoogleか? )
- Ning上だけではなく、業界標準Atom APIを使ってNing外にもデータを公開することができる。
- さらに近い将来、データを公開するだけでなく、Atom APIを使って外部からコンテント・ストアにデータ追加したり編集したりできるようになる(31分頃)
NingのAtom APIが具体的にどういう影響を「Ning外」に与えるのか、判断が付きかねるが、面白い試みであるとはいえると思う。
さらに、この講演でもRubyに言及し、「近いうちにRubyに対応する」「along with rails, we hope」と言っているように聞こえた。(14分頃)
スクリーンキャストの概要
相変わらず、しゃべってる英語の半分くらいしか理解できなかったので、勘違いしているところもあるかもしれませんがご容赦くださいませ。(冗談言ってみんなが笑ってるところがほとんど理解できず非常に悔しい思いをした)
ちなみにこちらのページでは、講演の内容(概要)を英語で読むことができる。
00:00〜 レストランレビューサイトの事例
http://kosherrestaurants.ning.com/ レストランレビューサイトを立ち上げる例。ここでは、コードが書けない人でもNingのシステムを使って、カスタマイズされたウェブアプリを容易にセットアップできることを説明している。
7分頃 タグの説明
コンテントストアのデータにタグ付けすることで、色々な切り口でデータをまとめてみることができる。その説明。
10分頃 ニューヨーク旅行サイトの事例
http://yoznewyorktrip.ning.com/ ニューヨークに旅行に行きます、ってな時のためのウェブアプリ。「situation software」と呼んでいるように聞こえた。その説明。
16分頃 レストラン情報を旅行サイトに追加
ここから面白くなる。先に作ったレストランレビューサイトのデータから、地域を限定してデータを検索して、それを旅行サイトのコンテンツとして表示する改造を加える。
21分頃 旅行サイトが増殖する事例
このニューヨーク旅行サイトをコピって、どんなサイトが作られるのか。その例。
なるほどこれは便利かもしれない。
22分頃 色々説明
- コードを修正すると、自動的にバックアップがとられるので、実験してみて失敗したらロールバックできる
- 非営利団体がNingを使うシナリオ。地域のボランティア団体がNing上でアプリを作成。各地域の団体がそれをコピって活用。団体にテッキーがいなくても、よその団体のアプリをコピーできるので楽。さらにコンテントストアのデータを共有できるのもうれしい、みたいな。
24分頃 外部にデータを取り出す
http://restaurants.ning.com/xn/atom/1.0/content
データをAtomフィードで取り出す
http://restaurants.ning.com/xn/atom/1.0/content(author='steve')
steveの作ったデータだけ取り出す
http://restaurants.ning.com/xn/atom/1.0/content(author='steve'&my.avgRating>4)
さらにレーティングが4以上に限定。ってこれ、URLとしてvalidなんだろうか??
http://restaurants.ning.com/xn/atom/1.0/application/children
アプリ自体の情報も取り出せる。これは、restaurantsアプリをこぴった「子アプリ」一覧
32分頃 事例紹介
http://etech06.ning.com/ の下のほうに、紹介したURLが列挙されてる。
http://cuteoverload.ning.com/largePicture.php?DetailID=758093
これが紹介されて会場大騒ぎ。異常な興奮に包まれる。
40分頃
ここらへん集中も途切れて何言ってるかよくわからなかったが、 http://sweeties.ning.com/ このアプリのことを「community currency」といっていたような気がして興味深い。