マーク・アンドリーセンの新サービス、「Ning」について。
会社名は「24 Hour Laundry」で、Marc Andreessenが出資、CEOはGina Bianchiniさんという方らしい。
「24 Hour Laundry」とはなんなのか
どうでもいいんだけど、以下の英文について、
We have about as much in common with laundry as Amazon does with a mythical nation of warrior women
「laundry」はこの場合、コインランドリーみたいな洗濯する場所、「24時間営業ランドリー」ではないかと。(Googleで「24 Hour Laundry」を画像検索してみるとわかりやすいかと)
んで、mythical nation of worrior womenは、恐らく「アマゾネス」のことではないかと。
つまり、「うちは洗濯屋じゃありません。Amazonが女戦士の国じゃないのと一緒」(直訳だと、「我々と洗濯屋の共通点はアマゾンと女戦士の国と(の間の共通点と)同じ程度」)ってことで、さらに、「meet your needs」って言い方をするような気がするんだけど、つまり、「お客様のお洗濯のご希望には『全く』おこたえできません」ってなニュアンスなんでは? (違うかな?)
これはどうでもいい。変な名前だってこと。
オープンが去年の10月らしいんだけど、最近は「ちょっとどうなの?」という論調。
What's Wrong At Marc Andreessen's Ning?
- ノンプログラマーでもソーシャル・アプリが作れるってうたいもんくだけど、PHPとかHTML知らないとなにもできないよね
- いろんなサービスのAPIをいじりたいのに、Ningのカスタムアプリ環境に縛られる? Google Mapを組み込むこともできるけど、プログラミングスキルが必要で誰にでもできるわけじゃない
- 作ったアプリがNing専用
- ユーザーとの対話が下手
とか、そんな感じか?
実際、どんなもんなのかというと、例えば、こんなアプリがある。
どっちがカワイイ? 閲覧する人がクリックして投票して、投票結果で勝負。
例えばこの猫ちゃんは結構勝率高いみたい。うちの犬も早速登録。管理人が認証するまで公開されないらしい。
こういう「ソーシャル・アプリ」をコピって別のアプリを作り出すことができる。例えば、
どっちのタブレットPCが欲しい? とか。ニッチすぎるよ。Ningのユーザー層がうかがいしれるような気がするアプリ。
今流行のソーシャル・ブックマークもある。
俺のアカウントにコピーしてみた。
名前が変わっただけで、まだコードはいじってない。だからほぼ100%同一。
あとは、こんな「コトノハ系」アプリも。あなたの願い事を入れてください、っていうアプリ。
そのバリエーションとして、「ばかじゃないの? と思えるような、あなたをいらだたせること」を入力する以下のようなアプリもあったりする。
うーん、キラーアプリが出ないと、Ning自体もブレイクしないかもしれない。って感じかな?