絵を買うときの三条件
画廊をやっている叔父に、以前、「絵を買うときの三条件」を聞いたんだけど、それを忘れてしまって。
忘れたことを思い出し、気になったので、聞いてもらった。(俺は直接会う用事がないので、頼んで聞いてもらった)
忘れるといけないので、メモ。
- 自分の好きな絵であること
- その絵が流通していること
- 資産価値があること
間接的に聞いたので、少し違う可能性もあるが。(ていうか、聞いた俺の脳の中で変質してる可能性も。)
好きな絵でも、市場に流通していない作家のものだと、価値が定まらないから値段のつきようがない。どうせ金を出すなら流通している絵を。という意味だろうか。
また、価値が定まっているだけではなく、「資産価値」のあるものを。これは、直接話を聞いたとき、確か、「たとえば梅原龍三郎とか」といわれたような気がする。
「そりゃー梅原龍三郎かっときゃ、いざってとき換金しやすいだろうし損もしないから資産になるだろうけど、梅原龍三郎を壁にかけたいと思うほど年もとってないし金もないからなー」
と思った記憶がある。
また、流通していて資産価値がある作品であっても、金のことだけ考えて絵を買うのはよくないと。金持ちのコレクションをみてると、ごくまれにこういう印象を受けることがある。まあ、大事に扱うんなら別にいいんでしょうけどね。
そんな感じだろうか。
俺はむしろ、「今はまだ価値が定まってないけど、何十年かたったら凄いことになりそうな絵」で、なおかつ、俺が気に入った絵というのを探していきたい。
映画タイタニックで、ローズが船上で披露していたみたいなやつ。
といってもあれは、「金持ちから見たら安い」って程度で、当時すでに結構な値段したんだろうなー。実際当時はいくらぐらいしたんだろう。