Ningの研究・現状のまとめ

Ningについて色々調べを進めた結果、現在までに理解できたこと。勘違ってることもあるかもしれないが、一応メモ。

Ningとはなにか

要するにこれはPHPスクリプトが書ける無料のホスティングサービスのようなものだ。

ふつうのホスティングサービスと違うのは、他のユーザーが作ったアプリを簡単にコピってきて改造できる、という機能があるのと、このサービス専用のPHPライブラリがあって、DBまわりに簡単にアクセスできたり、Google Map、Amazon、eBayなどのAPIとつなげて、それらの機能を組み込んだアプリを簡単に作れる、ってこと。そこがNingをNingたらしめているところ。

これらの機能が必要ないんなら、他の無料PHPホスティングサービス(って、どんなのがあるか知らないけど) と、あまり違わないような気がする。

というか、上記のようなNingの付加価値って、どんなユーザーが必要としているんだろう。そこがまだちょっと理解できていない。

近日中にRubyに対応するらしいけど、RoR的なしっかりした作りのものを組み込めたら、それはそれで面白そう。

スクリーンキャストについて

このスクリーンキャストで、開発の流れを概観できる。しゃべってる英語がいまいちわからなくてかなり凹んだが、しゃべりがわからなくても、みてれば大体わかる。

ここで作成しているアプリはBasic Photoというアプリで、タイトルを指定して画像をアップする超簡易画像掲示板。

試してみるときは、タイトルに簡単な英単語を指定しよう。なぜかというと、タイトル文字列をFlickrでタグ検索して関連する画像を表示する機能が付加されているから。

スクリーンキャストをざっくりみたら、あとは実際にこのBasic Photoアプリをコピって中身を見てみると、わかりやすい。DB登録とDB検索しかしてないから。(エラー処理とかが全くないのでわかりやすい)

sftpについて

上記のスクリーンキャストでは、PHPの編集にナナナント、フォームのTEXTAREAを直接使って、そこで編集してるけど、それだと、あまりにもかったるい。

説明書にもあるようにNingにはsftpでも接続できる。うちでは、Dreamweaver MXで接続できたし、id:ryuzi_kambeさんは、Zend Studioをお使いになっているようだ。(勝手にリンクしました)

あと、Linux上のsftpでもつながるし、あと、scpでもつなげることができた。

さらに、PuTTYPSFTP.EXEとPSCP.EXEでもつながった。

PSFTPは、バッチファイルを指定して作業内容を指定できる上に、コマンドラインで-pwオプションでパスワードを指定できるみたいなので、Pythonで自動的に更新したファイルをputするスクリプトをちょっと書いてみた。快適。

Windowsだと、sftpを使えるソフトとしては、他にWinSCPとか、FileZillaがあるけど、FileZillaはなぜか接続できなかった。

ドキュメント

俺的に、ここが重要だ、と感じられたところを、まず紹介。

ここらへんをざっくり読んで、Basic Photoをこぴってsftpでガバっともってきてお気に入りのエディターで読んでみたら理解が早かった。

文字コードUTF-8にして、日本語のLIKE検索してみたけど、だめみたい。DBまわりは全然勉強が足りないので、なにか工夫すればいいのかもしれないけど。

ちなみにこれが、おれのBasic Photo。http://coltellophoto1.ning.com/ (Flickr検索は切ってます)

勉強が進んだら、またまとめます。