青山ユニマット美術館、シャガールとエコール・ド・パリコレクション
外苑前の青山ユニマット美術館に行ってきた。
箱根にあった箱根芦ノ湖美術館が青山に引っ越してきたものらしい。
外苑前の伊藤忠向かいの、Cassina IXC.の通り(青山墓地に行く通り)のところにある。
それぞれの作品に詳しい説明書きがついているのが面白い。作品の説明だけじゃなくて、画家の生い立ちなんかまで、物凄く詳しく書いてある紙がそれぞれの絵の横に張り付けてある。
「ブルーコンサート」という作品が目玉か?
@nifty:Travel@nifty:おでかけガイド シャガールの名作『ブルー コンサート』初公開
よく見ると首が長い。なんでこんなに長いんだろう、ってくらい首が長い絵。天井の間接照明がガラスに映りこんで、すみのほうが少し見にくかったのが残念。
あと、この「ブルー・コンサート」の隣にあった作品が興味深かった。
ヒトラーのサインが入った、勲章授与の賞状みたいなものにシャガールが平和の絵を描き加えたもの。このページ↓のまんなかへんの「THE WAR MERIT CROSS 1st CLASS WITH SWORDS DOCUMENT」ってのに似た賞状だった。(ヒトラーのサインは印刷だったのか?)
http://www.thirdreich.ca/trdocs.php
ナチスの賞状は悪魔の象徴って感じだろうか。
下の階では、シャガールのビデオがエンドレス上映中。
「シャガールの絵は神秘的だといわれますが、神秘的の何が悪いのですか?」みたいな論調でくどくどシャガールの絵について語っていた。翻訳が変なのかな? 神秘的で何が悪いんだろう? と思いながら見る。
一階の売店では、上映中の映像とは別のDVDを売っていた。「ユーロスペースで上映されていたシャガールのドキュメンタリー」という話だったので、これだろうか?
ユーロスペース | シャガール:ロシアとロバとその他のものに
平日はともかく、土日は芦ノ湖より人出が少ないんじゃないかな? このエリア。日曜の昼前だったけど、客は数人しかいなかった。外苑前の駅前は賑わってたけど、こっちのほうに来る用事がないからなあ。