たそがれ清兵衛と江戸東京たてもの園

昨日は、テレビで「たそがれ清兵衛」を見た。なかなかよくできた映画であった。どこまで時代考証が正確なのかわからないけど、「それっぽい雰囲気」がうまく表現されていた。

mixiのレビューを見てみると、ラストの墓参りシーンが蛇足、という意見がいくつかあったが、俺的には、あのシーンは結構重要だと思った。「江戸時代」と「現代」は、お墓を通して繋がっている。これはまさに、お墓参りのときに思い返したい映画だ。

岸恵子がおばあさんになるのが、たぶん大正時代で、その孫くらいが昭和初期を生きている、て感じの計算になるのではないだろうか。

その、ほんの数代、たった100年くらいで、身の回りのものすべて、なにもかもが変わってしまう。住む家、政治、働き方、通貨、なにもかも。まったく気が遠くなる。

……と、たそがれ清兵衛を見ながら色々考えていたら、ひさしぶりに江戸東京たてもの園に行ってみたくなってきたので、早速行ってきた。こないだ買った、Kodakのデジカメ、EasyShare V705の練習もしたかったし。

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これは清兵衛の家よりはかなり立派な感じだけど、それでもこういう昔の家は、結構隙間風が入りそうな感じだ。

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EasyShare V705の広角レンズは、広角過ぎて、室内がやたらに広く見えてしまう。

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市電も、俺から見ると「古い!!」って感じだけど、清兵衛が見たらびっくりしたことだろう。巨大な鉄の塊が動いてる!! って感じで。

さらにこんな風景を見たら腰を抜かして驚いたに違いない。未来都市だよなあこれ。

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