これは誰でしょう

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この新聞記事、誰の記事でしょう(この写真→は関係ないです)正解は片岡鶴太郎。(今朝の日経朝刊より引用)今年は茶道だそうです。この調子だと、来年か、さ来年ぐらいにはろくろをまわして壷を作り始めそうな勢いですね。(で、その壷が驚くほど高かったりして)…

アーティストとは何か 「アーティスト症候群 ― アートと職人、クリエイターと芸能人」大野左紀子

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本の紹介の前に、先日読んだ、ある方のブログをご紹介。 カエラが私はアイドルなんかじゃないってどんなに叫んでも、どうがんばってもアーティスト気取りの勘違い電波にしかみえないように、フミヤートや米米のボーカルの人がアートだのいってるのが世間から…

斎藤環のクオリア批判「わたしいまめまいしたわ」展、東京国立近代美術館

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なかなか面白い展覧会だった。……といっても、普通の面白さではなく、胸焼けするような感じ。確かに「めまい、しましたわ」。 東京国立近代美術館 展覧会情報 わたしいまめまいしたわ 現代美術にみる自己と他者 そこまで自分に興味があるのか! 別にどうでもい…

文化庁メディア芸術祭、六本木・国立新美術館、他

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六本木は色々行きたいところがあるのだが、まず「六本木通りの北のほう」から、いってみることにした。まず国立新美術館の「文化庁メディア芸術祭受賞作品展」メディア・アートは、見て面白いと思うことがほとんど全くないので今回も期待せずに見にいったの…

ゴス展・横浜美術館

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ゴスっていうのは、「ゴスロリ」のゴス、「ゴシック」を日本語のように略した言葉……かと思ったらそうではなかった。 もともと"Goth"とはゴート人のこと。goth-icで「ゴート人っぽい」が原義ではないだろうか。といっても、この展覧会で言う「ゴス」はゴート…

青山ブックセンター 洋書ビックバーゲン2008

「バーゲンだから」って、いらない本買ってもしょうがないんだよなあ、と思いつつ、軽くひやかしのつもりで寄ってみた。青山ブックセンター:青山ブックセンター青山本店 新春洋書ビックバーゲン2008明日、日曜まで。すごい熱気。みんな物凄い真剣に本選びし…

マイケル・ダグラス気分で金価格連動型上場投資信託の価格を検証してみる

NY金急反発、一時879ドル――28年ぶり最高値8日のニューヨーク市場で金先物相場は急反発……(中略)……一時1トロイオンス879.4 ドルを付け、1980年1月に付けたこれまでの最高値(875ドル)を上回り、28年ぶりに取引時間中の最高値を更新した。 米景気減速に伴い…

これって、そんなに「エレガントじゃない」「悩ましい」「決してしない」書き方ですか?

意味がよくわからないな。 は「何も出力されない」 はてなブックマーク - F's Garage:はじめてWebプログラミングをするなら PHP? Ruby? はてブコメントに、PHPでも同じ記述できると書いてあったけど、PHPで同じ事をやると、falseの出力が「空白」になります…

アンリ・カルティエ=ブレッソンの写真がFlickrのDeleteMe!グループから削除される

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アンリ・カルティエ・ブレッソンといえば、去年、東京国立近代美術館の「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌展」を見に行ったのだが、その時は、何も言葉が浮かんでこず、ブログにはなにも書かなかった。今改めて、いろんな方のブログでの言及を…

雑誌ARTnews誌が選ぶ「西暦2112年に有名になってそうな日本人アーティスト」

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正確に言うと、雑誌ARTnews誌が、「西暦2112年に有名になってそうなアーティスト」を33人の批評家・専門家にあげてもらい、それを記事にした。で、それを俺が集計して、複数の専門家が名前を挙げた芸術家をピックアップ。それをここで紹介。っていうこと。「…

ヒュー・グラントがウォーホルの作品で大儲けしたらしい

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ヒュー・グラントの話の前に、こちらの話。 昨日の絵は希望価格150,000ドルでNYのギャラリー、クリスティーズで展示されてた絵。 2007-12-09 「ギャラリー クリスティーズ」とか「希望価格」とか書いてあるので、ひょっとしたら俺が間違っているかもしれな…

面白いドーナツの絵、発見!!

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tumblr.をうろついてたらこんな絵を発見した。面白い。一般的な話として、絵を描く人って、こういうコーヒーに浮かんだクリームの模様とか、ドーナツにかかった砂糖(?)みたいな、日常生活でみかける「絵の具っぽいドロっとしたもの」についてどう思ってるん…

伝統と現代 - 水、墨、モノクロームの世界展、台東区・旧坂本小学校

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「恐れ入谷の鬼子母神」のすぐ隣、JR鶯谷駅から歩いてすぐの「旧坂本小学校」が会場の展覧会。主催は東京藝大らしい。いつも楽しく拝見している「はろるど・わーど」さんのエントリーを拝見して、こりゃ面白そうだ、と、早速見に行ってきた。はろるど・わー…

シェル美術賞展 2007、代官山・ヒルサイドテラス

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去年、シェル美術賞で審査員賞を受賞した福島さんが今年はなんとグランプリを受賞。昭和シェル石油株式会社 - シェル美術賞 - シェル美術賞2007 受賞作品 (画像あり)……ということで早速、見に行ってきた。去年、福島さんの作品を「性的な匂いの濃い作品です…

Chim↑Pom サンキューセレブプロジェクト『アイムボカン』、高円寺・無人島プロダクション

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6人組みアーティスト集団Chim↑Pomの紅一点、エリイさんがセレブに憧れ、「セレブといえば地雷撤去」ということでメンバー共々カンボジアに渡航、ブランド物バッグや石膏像を爆破。その残骸を展示。……ということで、ふむふむ石膏像を爆破して、その残骸を展示…

現代アートの展覧会「Basel Shift Festival」で盗難事件発生

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スイス・Baselで開かれた、"electronic arts"の展覧会、Basel Shift Festivalで盗難事件が発生したらしい。盗まれたのは、展示作品に使われていた本、"Steal this Book"Steal This Book作者: Abbie Hoffman出版社/メーカー: Da Capo Press発売日: 2002/02/24…

SPACE FOR YOUR FUTURE展・東京都現代美術館

あまり期待せずに見に行ったが、面白かった。わかりやすくて面白い展示多数。ヘリウムで浮かぶ、重さ1トン、4階建てビル相当の巨大アルミ製、箱型風船。すげー。参考: SPACE FOR YOUR FUTURE@東京都現代美術館 (フクヘン。- 雑誌ブルータス副編集長、鈴木芳…

ガイ○の夜明け 〜沸騰する現代アートの裏側〜

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今週の火曜、テレ東で現代アートの番組をやっていたのでキャプ画像を交えつつ(引用しつつ)概要を紹介。(今日、26日(金)の夜、 BSジャパンで再放送やるみたい)冒頭ではオークション会社の人が、大阪・枚方市のケーキ屋さん「トライアングル」さんを訪問。ここ…

六本木クロッシング 2007展 (六本木・森美術館)

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「4人のキュレーターによる活発な議論を通して、枠に収まりきらないエネルギーと影響力をもつ、今見せるべきアーティスト36組を厳選」した展覧会。(森美術館のウェブサイトより)「網羅的、総花的なセレクションをめざすのではなく、各キュレーターの『偏愛』…

新宿・伊勢丹、地下一階の秘密

昔使ってた携帯のメモリーカードから伊勢丹の写真が出てきたので、ちょっと紹介。これは伊勢丹新宿店の地下一階の様子。撮影したのは2005年。微妙な段差がある。手前と奥とで階高がちがう。奥のほうは天井が低くて結構圧迫感があった。最近改装工事が行われ…

フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展

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先月末(はじまってすぐ)に行って見てきた。行く前に見た、このページ↓が面白かった。 フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展 (学芸員に聞く見どころ):NBonline(日経ビジネス オンライン) ここに書いてあることを要約すると フェルメールは、絵の…

TWS-Emerging展・トーキョーワンダーサイト本郷

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「四男のステンドグラス」で有名な、トーキョーワンダーサイト本郷で開かれている展覧会、TWS-Emerging展。9月29日に行われた「オープニングトーク」(作家による作品紹介・解説)に行ってきた。この展覧会では、3フロアある展示空間で、若手のアーティストを3…

老化防止ゲート

色々紹介したいイベントがあるんだけど、まずこれから。 第15回 国際学生対抗バーチャルリアリティコンテスト 日本科学未来館の7Fで明日まで。入場無料(チケット不要)いま、日本科学未来館でデバイスアート展 という展覧会をやっていて(これも明日まで) それ…

羽田空港 D滑走路展望台

今日は、前から気になっていた羽田空港 D滑走路展望台にいってみた。これがその展望台。土日・祝日は休み。なんだサービスわりーなー、という批判もあるらしいが……(追記: 2007年10月28日から、日曜日も開館することになったらしい。 (参考: 羽田空港D滑走路…

ムラタ有子展 (世田谷区池尻・IID Gallery) 石田徹也展(六本木 CBコレクション)

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今日は、世田谷ものづくり学校というところでやっているムラタ有子展、六本木でやってる石田徹也展などに行ってきた。世田谷ものづくり学校というのは池尻大橋と三軒茶屋の中間ぐらいにある、旧池尻中学校の建物を利用したデザイン関係の施設らしい。で、そ…

Documenta 12 で展示されてる Juan Devila という人の作品が凄い叩かれっぷり

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いつも楽しく読ませてもらっている「フランスアート界底辺日記」さんにて、ドイツで5年に一度開かれる現代美術の大展覧会、「ドクメンタ12」の紹介が。 アーティストでいうと、Juan Davila,Peter Friedl,Zofia Kulik, Kerry James Marshall, John McCracken,…

経済成長とアート

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山形浩生さんがナムジュン・パイクの作品『風呂敷天下』を捨てた話。 ……それと今回感じたのは、やはりかれも、かなりの経済発展をとげてソウルオリンピックをやった頃の韓国の経済が背景になければ出てこれなかったんだろうな、ということ。アートもしょせん…

松井えり菜 「私の小宇宙」神楽坂・山本現代

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松井えり菜は自画像以外にどんな絵を描くのかな、と思って見に行ったらほとんどが自画像だった。なぜ彼女は自画像を描くのだろうか。会場においてあった作品ファイルのようなものの最初のほうのページになぜ私は自画像を描くのか、というような話が英語で書…

On the Turn展(ヒロミヨシイ)

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清澄白河のギャラリーはでっかい倉庫ビルの上のほうのフロアに入ってるんだけど、下のほうの「中二階」にも秘密の(?)スペースがあるようだ。そこで展示されていた毛原大樹の作品が面白かった。映像作品が三点。ひとつは、(多分)渋谷の公園通りの西武パーキン…

工藤麻紀子展 (神楽坂・高橋コレクション、清澄白河・小山登美夫ギャラリー)

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昨日は、神楽坂と清澄白河のギャラリーをまわってみた。神楽坂では松井えり菜、清澄白河では桑原正彦の絵が見てみたくて行ったんだけど、あまり興味の無かった工藤麻紀子の絵が意外と面白かった。事前にウェブサイトで見た工藤麻紀子の絵は、いかにも普通の…