art
昨日は、江戸東京たてもの園に行った後で府中市美術館によってみた。府中ビエンナーレ開催中。(24日まで)1990年以後に制作を始めた若い作家さんの作品ばかりということで、色々な工夫が盛り込まれた意欲あふれる面白い作品が集まっていた。テーマは「美と価…
シンワアートオークションで現代アートのオークションが開催される、という情報をキャッチして、早速、その「下見会」に行ってきた。「下見会」というのは、オークションに出品される作品たちを無料で「下見」できる会。オークション自体は、今日(12月2日)の…
代官山でシェル美術賞入選作品の展覧会が開催中、とのことで、見に行ってきた。毎年、行こうかどうしようか……と、五分くらい考えて、ま、別にいかなくてもいいか、とスルーしてきたんだけど、今年は、アンケートに答えるとカレンダーがもらえるらしいという…
いつも楽しく拝見している、ART遊覧さんで発見した、素敵なパブリックアート。ART遊覧: アニッシュ・カプーア「Sky Mirror」(ニューヨーク)アメリカはハワイしか行ったことがないんだけど、ニューヨークもいつか行ってみたい!!そういえば、この展示を主催…
東京都現代美術館・大竹伸朗 全景展。日本の芸術家らしからぬダイナミックさと、とりつかれたかのような執着心が感じられる作品群であった。日本で生まれ育った芸術家がヨーロッパ(もしくはアメリカ?)のイメージをもってきて作品を作ると、どこか借り物のよ…
いつも楽しく拝見している「Paseo de los museos」さんにて、「これすごいです」と紹介されていた、目黒区美術館の「素描(デッサン)する人々」展に行ってきた。明治の洋画家浅井忠が設立した「聖護院洋画研究所」(のちの「関西美術院」)で勉強していた画学生…
……次に、石原知事の肝いりでスタートしたワンダーサイトについて伺います。 ワンダーサイトは、新進・若手芸術家の育成を図るとして、二〇〇二年、文京区本郷の教育庁所管の御茶ノ水庁舎を改修してスタートしたもので、現在ではこれに加え、カフェを併設した…
10月14日の日経新聞に掲載された「公立美術館格付け」で「AAAランク」のナンバーワンの座に輝いた横浜美術館に行ってきた。「アイドル展」篠山紀信が撮影した山口百恵の映像が面白かった。NHK特集として放送された映像らしいんけど、そんなふうにはみえない…
MORI ART MUSEUM 「ビル・ヴィオラ:はつゆめ」まっくらな空間に、巨大なスクリーン、大きな音のビデオインスタレーションがたくさん。とても面白かった。ふだんは、映像インスタレーションモノは退屈してしまって、ちゃんと見ないことが多いんだけど、これ…
Collecting Contemporary作者: Adam Lindeman出版社/メーカー: Taschen America Llc発売日: 2006/07/01メディア: Vinyl Bound購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (2件) を見る4900円もした。高い本。紀伊國屋で立ち読みして、思わず衝動買いして…
外苑前の青山ユニマット美術館に行ってきた。箱根にあった箱根芦ノ湖美術館が青山に引っ越してきたものらしい。外苑前の伊藤忠向かいの、Cassina IXC.の通り(青山墓地に行く通り)のところにある。それぞれの作品に詳しい説明書きがついているのが面白い。作…
ワンダーサイト渋谷で開催中の「magical art life展」に行ってきた。http://www.tokyoartbeat.com/event/2006/10D1「所狭しと」という言葉があるけど、こういうのを「所狭しと」と、言うんだな、という感じ。壁一面にぎっしり絵がかかっている。物凄い数。こ…
有楽町の出光美術館と、品川の原美術館に行ってきた。 出光美術館、風神雷神図屏風展。 俵屋宗達の風神雷神(国宝)、尾形光琳の風神雷神、酒井抱一の風神雷神が一度に見られる。予想通り混んでいた。勉強不足か体調不良かわからないけど、風神雷神にはあまり…
中目黒のミヅマアートギャラリーにて、山本竜基展を見る。凄かった。http://www.tokyoartbeat.com/event/2006/491B「個人内戦争2」という作品に描かれた「千にも及ぶ自画像」っていうのが面白そうで見にいったんだけど……。同じ顔をした男の人がたくさん描か…
今年のワールドカップサッカーで優勝したイタリアの果物消費量は、一人当たり年間131キログラムなのだそうだ。(アメリカも100キログラムを超えているようだ)一方、日本は、一人当たり年間55キログラムしか果物を消費していないらしい。(国連食糧農業機関調べ…
「ポップアート1960’s→2000’s 」 損保ジャパン東郷青児美術館にて。「リキテンスタイン、ウォーホルから最新の若手まで」新しいものと古いものについて考えさせられる展覧会。センセーショナルに登場した「新しい」アート作品が、何十年もたつと古びて見える…
珍しく、水道橋で打ち合わせがあったので、トーキョーワンダーサイトで開催中の林俊作・マギー展を見にいく。(というか、ワンダーサイトに行きたかったので、打ち合わせの場所決めのときに先方様の近所の水道橋を選んだという感じ)林俊作さんは、美術手帖に…
清澄白河の小山登美夫ギャラリーに行ってみた。エルネスト・ネト展 (Ernesto Neto) 開催中。こういうのは売り物なのだろうか? 買う人がいるとして、どこにどう置いておくんだろう。という感じ。画廊のシステムは良くわからないので、ひやかすのもきがひける…
以前、渋谷のワンダーシード(東京都主催の公募展)にカワイイ絵を出しておられて、それを買わせてもらったというご縁のもりゆーこさん (id:iromuさん) が、銀座の画廊でお仲間とグループ展を開催中とのことで、早速行ってみてきた。「お仲間」といっても、も…
インゴ・マウラー展 初台・オペラシティアートギャラリーで開催中の、インゴ・マウラー展に行ってきた。インゴ・マウラーさんってのは、なんか照明デザイナーらしい。理屈抜きで楽しめる綺麗な照明が色々展示されていた。たとえばこんなの。http://www.flick…
横浜美術館・日本×画展 この展覧会では、江戸時代以前の伝統的な絵画から明治・大正期の「日本画」へと受けつがれていった美意識や主題・技法のうち、現代の「日本画」が捨てさっていったもの、見失ったものに、新たな価値や創作の手がかりを見出し制作にと…
竹橋の国立近代美術館で開催中の「吉原治良展」に行ってきた。独学で油絵を学んだ吉原治良。初期の頃はお魚の絵ばかり描いて「魚の画家」として注目を集める。その後、藤田嗣治に「他人の影響がありすぎる」と指摘され、オリジナリティーの重要性を認識。そ…
神奈川県立近代美術館・葉山館で開催中のアルベルト・ジャコメッティ展に行ってきた。芸術新潮7月号のジャコメッティ特集を見て、こりゃ面白そうだ、と思って早速行って見てきたのだ。神奈川県立近代美術館・葉山館は、葉山の御用邸の近くにある、企画展示室…
新宿駅南口では、この何年か、ずっと工事がおこなわれている。これは、「南口地区基盤整備事業」関連の工事。サザンテラス横の線路の上に巨大な人工地盤がつくられて、バスターミナルとか、その他の施設ができるらしい。これに伴って、新宿駅南口を出てすぐ…
赤坂の和菓子屋さん、虎屋さんで面白い展覧会をやっているらしい、という情報をキャッチ。早速行ってきた。とても面白かった。虎屋さんに行く前に、まず外苑前でリブロに寄る。昔、タッシェンの美術書を買ったら、中に資料請求のはがきが入っていたので、面…
森美術館のアフリカ・リミックス展に行ってきた。アフリカってのは、ヨーロッパのはしっこにひっついている未開のイナカで、色々ダークな歴史があったりもする地域である、みたいな。ヨーロッパから見たアフリカってのは、そんな感じの位置づけだったりする…
画廊をやっている叔父に、以前、「絵を買うときの三条件」を聞いたんだけど、それを忘れてしまって。忘れたことを思い出し、気になったので、聞いてもらった。(俺は直接会う用事がないので、頼んで聞いてもらった)忘れるといけないので、メモ。 自分の好きな…
「科学離れ」という言葉がある。(理科離れともいわれる) 一般大衆の科学に対する関心が薄れて、それによって様々な問題が起こってくる、という話だ。たとえば、一般の人が根拠の無い疑似科学のようなものにだまされたり、若者が科学に興味をなくすことで、日…
……ちょっと小難しくなりますが、社会学的にコンテンポラリーアートを定義づけた Nathalie Heinich さんの文章を借りれば、それは以下のようになります。 (うまく訳せなくてごめんなさい。) 〈造形芸術における現代アートのゲームは3つのパートナーによっ…
京橋のINAXギャラリーで「レプリカ -真似るは学ぶ- 展」を見る。古美術品の複製を作る技術を紹介する展覧会。寸法を正確に再現する、ってだけじゃなくて、雰囲気重視の再現法もあるらしい。色々勉強になる。(タミヤのプラモデルの話(コメ欄も参照)を思い出し…